選後寸評 三良
夏至となり青田の色の整いし
同じ青田でも青の色がちがうのであろう。
「整いし」というところ、作者は根っから
の百姓、夏至の頃は青田の色が整うのであろ
う。
昭和六十二年
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( 句 評 )
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