ねぶた去り人去りもとの静けさに 遠雷にネブタ囃子のあわたゞし 大きより小さきネブタ威勢よく
大ネブタ引く百人の子供かな 近きより遠くのネブタ囃子好き ねぶた向き変えて戻りの囃子かな
帰り来るねぶた囃子の変わりけり 囃子急ねぶたは雨になるらしき ねぶた笛遠ざかりゆく端居かな
大ねぶた大ゆさぶりて小屋を出る 女教師が笛吹き生徒ねぶた引く ゆっくりとこれよりねぶた小屋を出る
惜しみなくねぶた洗いて流しけり 集合のねぶた太鼓に走る子等
手作りの扇ねぶたを担ぎくる