倖せな旅よ伏見の初午へ この雪のいつ果てるのや京近し 雪国を旅来し吾に京の灯よ
京淡路浪花江戸へと春の旅 早梅もあらん伏見へ旅に出る 吹雪中旅は伏見へ淡路へと
倖せな旅よ伏見の初午に なお旅を新幹線のうらゝかに 伏見より着きしばかりに雪山へ
苔寺を巡る春雨しとしとと 渡月橋わたる春雨傘の列 二条城巡れば落花しきりなる
初午の伏見への旅今一度